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Win7(x64)でレコポ95-R3を使う

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90年代半ばにリリースされた、古い古いMIDIシーケンスソフト「レコンポーザ95 R3」。XPでは動いたが、Vistaではダメだったらしい。私はVistaを使う機会が無かったので未検証だが、ソレを聞いて「もうレコポもオシマイか…」と正直諦めていた。しかし、古いWinとの互換性が高くなったWin7では「こいつ、動くぞ!」という報告がチラホラと。そこで実際に試してみることにした。結果、一通り動くようになったっぽいので、後に続く人のために覚え書きしておこう。

!!なお、以下で紹介するのは「私の環境の場合」なので参考程度で。もちろん自己責任でお願いします。問題が起きても私は責任をとりません。!!

使ったパソは2011年秋にSONAR X1専用機として組んだ自作機。スペックはCore-i7(2600K)3.4GHz、メモリ8GB、Windows7-Pro(x64)SP1。Audio&MIDI I/FはRolandのQUAD-CAPTUREを繋ぎ、MIDI-INに入力用鍵盤を、MIDI-OUTに今回はSC88VLを接続してみた。もちろんSONARがバリバリに動く環境だ。こんな最新環境で15年以上前のソフトが動くのか? 半信半疑でセットアップ・スタート。



[1] レコンポーザ95 R3 本体のインストール


マニュアル通りの方法で何ら問題なくインストール可能だった。CD-ROMを入れてもインストーラが起きないので、手動でSETUP.EXEを実行。私の場合、各音源用コントローラとサンプル曲のチェックを外した。インスト完了後、Readme.docか何かが開くが、コレが文字バケしていたが無視して大丈夫。念のため、ComeonMusicのサイトで配布されている98年リリースの最新(?)修正バッチをあてておいた(今回の場合の効果は不明)
▼アップデートキットのダウンロード
http://www.comeon.co.jp/cm_world/cm_land/users/download/update.htm



[2] MIDIYORK のインストール ※コレは必須じゃないです

音階を入力する目的で、MIDI I/FにMIDI鍵盤を接続しているのだが、なぜかレコポが鍵盤を認識しない。これはXPの頃もあった症状。どっかの設定で回避できそうだが、MIDIYORK(仮想MIDIケーブルと呼ばれるソフトの定番)をインストするだけで一発回避できるのでウチではコレを常套手段にしている。もちろん鍵盤対策だけではなく、VstHostなどを併用することでレコポからVSTiを鳴らすことも可能になる。

XPではインストーラファイル「MidiYokeSetup.msi」をダブルクリックするだけでインストできたが、Win7では管理者権限とやらが絡んできて、普通にダブルクリックしたらインストーラが未完了で終了してしまった。以下URLでインスト方法を教わって、その通り試したら無事インストできた。
http://mimikopi.nomaki.jp/midi/001/vmidicable/index.html#C02-02

上サイトの情報をワタシ流にメモ化したので、コレで判る方は以下どぞー。

・MIDIYORKのインストーラファイルのパスをクリップコピーする。「MidiYokeSetup.msi」を「シフト+右クリック」し、出てきたメニューから「パスとしてコピー」でOK。
・スタートメニューから「コマンドプロンプト」を選び、右クリック-「管理者として実行」で起動する。ユーザーアカウントの制御窓が開くが「続行」。
・DOS窓上に、さっきクリップコピーしておいたパスを貼り付けて実行する。
・インスト作業は全て英語進行だが、特に問題ないはず。「Reboot」の文字がある窓が出たらインストール成功。パソを再起動させる。


インスト後、設定とか何もしていないのに、レコポからMIDI鍵盤が認識されるようになる。仕組みは知らない(笑)



[3] レジストリを少々イジる

ココまでは一見「なんだ、普通に動くじゃん」と思えてしまう。が、実はファイルの上書き保存時に問題が起きる。しかも「レコポがフリーズしてデータが保存できないまま強制終了せざるを得ない」という、悪夢のような形で発生するのだ。環境によっては.G36ファイルを操作するとエクスプローラがフリーズする等の報告もあるが、ウチでは発生しなかった。

問題の症状をまとめると以下の通り。事実上デフォなので.G36ファイルでのテスト結果だ(あくまで私のテスト結果なので環境によって違う場合もあるだろう)

・レコポ起動→楽曲データ作成→名前を付けて保存 →問題なし
・レコポ起動→ファイルを開く→上書き保存 →
フリーズ!
・レコポ起動→ファイルを開く→別名で保存 →問題なし
・レコポ起動→ファイルを開く→別名で保存→上書き保存 →問題なし
・レコポ起動→ファイルを開く→別名で保存→上書き保存→更に上書き保存 →問題なし

ファイルを開いた後にデータを改変するか否かは関係ない。開いたファイルを上書き保存しようとするとフリーズする。が、開いたファイルを一旦別名で保存すれば、レコポを終了させるまでなら何度でも上書き可能だった。前回作業の続きやデータ修正でよく使う「開く→作業→上書き」がダメってのは結構痛い。

半日がかりで色々と試したが解決策は見出せず。諦め気味にネット検索してたら「レジストリをイジれば回避できるよ」という、ありがた~い情報を発見した。あくまで私の手柄ではないことを強調した上で、私が行った作業内容を紹介させてもらうと以下の通り。

!!レジストリは操作を誤るとWindowsの動作に支障が出るので自己責任でお願いします。!!


・レジストリエディタ(regedit)を起動

・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\rcfw.SongDocument\shellex を

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\rcfw.SongDocument\_shellex にリネーム

・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\rcfw.SongDocument\DefaultIcon というキーを作成し、(既定)の文字列値に「C:\Program Files (x86)\Rcfw95\RCFW32.exe,2」を設定する。
(当然だがココはRCFW32.exeが保存されているパスに設定すること)


文字列値のパスは私の環境の場合だが、参照した記事の方はレコポ98Lightをお使いのようだった。レコポ95も98も同じ方法で大丈夫らしい。

私もレジストリはギリギリの知識でイジってる有様なので説明できないが、上記作業をした後のエディタ画面が下のショット(クリックで元サイズ表示) あくまで私の環境の場合なので、参考程度にどぞー。

Rcpreg


このレジストリ改変をして(パソの再起動もせず)レコポのテストをしたところ、さっきまでフリーズしてた条件でも問題なく動作するようになっていて妙にテンション上がった(笑) また、レジストリで設定したのだから当然ではあるが、ファイルを開く際などに表示されるアイコンが正常になった(さっきまでファイルが複数あると、レコポのアイコンと無地アイコンが混在していた)

以上の手続きを経て、レコポ95がWin7で使えるようになった。もっとも「今のところ」なので、今後何が起こるかは判ったもんじゃない。ともあれ今のところスタートラインには立てた、というコトで。こんな、いまだレコポにこだわるオッサンを蔑むような、残念な発言も度々見かけるが、動く環境がある限り意固地にコダワってやろうと思う(笑)
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